【独断と偏見で初心者にお勧め順にランキング】ランニングを始めるのに読んだ本5選
こんにちはー。ランニングについて購入した本がだんだん増えてきたので感想とかオススメとかを書いてみます。金コーチについての本が、かーなーり多めです。何故ならSmart B-Traner SSE-BTR1を買った瞬間から、私は金コーチの弟子だから!練習の時は(イヤホンから)声をめっちゃかけて頂いてます!(まあ、会ったことは1度もないです)
ランニングのトレーニングはいろいろな考え方があるので、「初心者がどうすべきか」、「始めてからどのくらいでスピードを上げるか」、「痛みとどう向き合うのか」、こういうことがネットにはざっくばらんに広がっています。正直、ネットに書いてあることは有象無象というか、コーチ経験があるのか、人生のうち走ることへどのくらい向き合ってきた人が言っているのかわかりません。健全なネットリテラシーを持った人なら、ネットの情報を鵜呑みにするということもしないでしょう。
どうせ教えてもらうなら、学生時代から走ることに取り組んだ人の話が聞いてみたい!と思いますよね。初心者とはミーハーなものだから。市民ランナーのボリュームゾーンについてもよく知らないものです(私だけかもしれない)
数多ある書籍の中から、初心者ミーハージョガーぷっちょが初心者にお勧め順に本を紹介?してみます。よろしくお願いします。
5位 アルプスを越えろ!激走100マイル
かなり面白いです。ランナーはぜひ読むべきだと思います。購入当時Kindle版のほうが安かったのと、ipad mini2を持っているのでKindleのライブラリにあります。いつでも読めますね!
日本のトレイルランナーの第一人者であり、2009年世界最高峰のウルトラトレイルレースで世界第3位になったり、現在は国際トレイルランニング協会理事とかもやってるすごい人です。現在47歳で、いつぞやのUstreemで拝見した時は背が高くてイケメンで震えました。女性は顔写真などを見てから読んでも楽しいかもしれません。(あ、奥様いらっしゃいます笑)
2009年の世界第3位になった時のウルトラトレイルレースの話や、ご自身の体、今までの経歴などについて本書では書いてあります。編集をされている方がうまいのもあると思いますが、文章がすごく読みやすくて、痛みや苦しみの表現では読んでいるこちらまで痛くなってきます。世界のカブラキは、走りだけではなく文章もうまいのか。。。と思いました
ものすごく面白い本です。では何故初心者向けでは5位なのかと申しますと、失礼ながら私は走るまで鏑木さんのことを存じ上げませんでした。語弊を恐れずに言うと、内容はマゾ向けです。走ることで息が苦しくなってきたことが苦しさではなく喜びになってきたランナー向けです。ランナーではなく、素養のある方には初めからオススメできます!(それもどうなんだ)
「もう死にそう」とはよく言いますが、本当に死ぬのではないかと本気で心配になったのはこれが初めてでした。走りながらもすごく怖いのです。押していいものか、やめるべきものか。悩みに悩みながらも進んでいきました。
そんな文章があるのに、鏑木さんのトレイルレースへの思いは光り輝いていて、終わった後は喜びに満ちている感じがします。命の危険を省みずレースに挑むというよりは、楽しくて仕方がないからレースに参加する。トレイルに関わる仕事が出来て人生が喜びに満ちているという気持ちを読みとれます。読むと100マイル走りたくなるかもしれませんので注意!の一冊です
4位 マラソン練習法がわかる本
この本もKindle版で持っています。金コーチがマラソン練習法について語っております。
フルマラソンを走るには、1時間や2時間長く走る練習をすればいいわけではなくて、速く走る練習や遅く走る練習が必要であるということが丁寧に書いてあります。
そして、今まで金コーチが教えてきた生徒さん達を元にしたお話がとても面白くてためになります。私はホノルルマラソンを走りたいという初心者の若い女性ランナーに特に感情移入して読みました。なにか起きる度に先輩に相談する女性が面白いです。こんなに具体的にアドバイスしてくれる先輩はロンリーランナーにはいないので、いろんな本を読むしかないなと思います。
生徒さん達を元にした話を発言小町風に紹介した記事も書きました笑(参考:発言小町風に紹介「金哲彦のマラソン練習法がわかる本」)
この本はフルマラソンを走るための練習の本です。なので初心者で健康のために走り始めた、ダイエットのために走るという方は必要ないです。
「あと1ヶ月で初のフルマラソンに出るのに練習してない!」という夏休みの宿題を31日にやるタイプの人向けの練習法ものっていたりするので、覚えがある方はチェックしましょう。あとフルマラソンを走る人がどんな心持ちでいるのか知りたい方もぜひ^^
3位 金哲彦のはじめてのランニング
第3位からはタイトルから本格的に初心者向けという本になります。この本もKindleのライブラリにあります(Kindleは引っ越しの時にかさばらないし、たぶん死ぬまで読めるだろうと思うので、大きめのタブレットを持っている方にはオススメ)
初心者がランニングを始めるにあたって、ウォーキングからすすめること、ウェアはどうするのか、コースの選び方、雨の日の走り方などが書いてあります。また金哲彦さんの経歴なども紹介されていて、(自称)弟子ならぜひ読んでおくべきです。
ただ、完全に文字だけの本なので、具体的なイメージはわきづらいです。まだ走っていない方がどんな風にランニングと付き合っていくかを考える本ですね。走り始めると、実際にどんなウォークの仕方がいいのか、ストレッチの方法はどんなものがあるのか、文字だけだとイメージしづらいです。私はこの本を買ったことを後悔はしておりませんが、初心者と言ってもターゲットが限定される本と言えます。たとえば、最近体重を気にし始めた家族に勧める、とか
2位 走らなきゃもったいない
だれもが知っている我らがヒロイン、Qちゃんの本であります!(平成の子らはQちゃん知らないんだろうかとちょっと不安になる)でも笑顔がキュートで若くして国民栄誉賞を受賞している彼女がヒロインでなくて、誰がヒロインだというのか!
煽りはそれくらいにしておきましょう
本書はKindle版が購入当時なかったので、紙で持っています
この本では「走るのは楽しいこと」というのをQちゃんが紹介してくれます。ウェアについて最近は可愛いものがある、現役時代にはなかったなんて書いてあるのもとても面白い。仲間が増えていくのが楽しいとか、走り始めたらレースにエントリーしてみよう!など走ることをいかに楽しむかが本書には書いてあります。Qちゃんは本当に走るのが好きなんだなー私も走りたい、かもと思わせてくれます。
本書のあちこちにイラストつきでストレッチなどの解説があります。これがあるので初心者にとてもオススメです。なにより走るのが楽しくなる!
1位 金哲彦のランニング・メソッド
自分の名前がタイトルに入ってますね。そこにしびれるあこがれるぅ!
この本を第1位に選んだ理由は、ずばり平日が忙しい会社員に合わせた練習メニューが書いてあるからです。ランナーズ・カウンセリングというところで普段の生活を金コーチがチェックして、ランニングをするならどの時間にプラスできるのかを考えてくれます。主婦の方には1時間早く起きればいいでしょうというちょっとピリ辛なコメントも素敵。平日は8時から22時まで働いている企業戦士へのアドバイスは、土日にランニングの他に昼休みを利用するなど、金コーチが市民ランナーと向き合ってきたということがよくわかります。練習メニューだけではなく、食事メニューにもアドバイスしているところが素敵です。
イラストではなく写真を使ったストレッチやランニングフォームなどものっていて、初心者にはわかりやすい一冊になっています。私も走る前と後に読みながらストレッチや筋トレに勤しんでおります。
ランナーに起こりやすい痛みについても、写真による図解でのっています。どんな痛みだったら病院へ行くべきなのかということが書いてあります。もちろん、金コーチはお医者さまではないし、本で読んでも自分の状況を完全に把握できるわけではありませんが、初心者は「この痛みは筋力不足によって起こるのか」「重大な故障につながる痛みなのか」よくわかりません。これに少しでも答えてくれようとしている本書はすごく有用です。初心者のロンリーランナーはベストバイ!(と言い切ってみる)
というわけで書評というよりは感想的な紹介をしてみました。暑い夏でトレーニングをゆるめにした時に読むのもオススメです。
関連リンク: 発言小町風に紹介「金哲彦のマラソン練習法がわかる本」(2015/7/2)