【熱中症で死亡】もう7月になりました。夏は楽しい季節ですが、対策はしていますか？【ひと涼みしよう】

だんだん暑くなって参りました。夏ですね。九州地方はすでに35度を超える気温とか。ひええ。

熱中症対策は十分でしょうか？

厚生労働省が発表した熱中症で運ばれた入院患者は7/1から9日までに4人です。まだ西日本ばかりですが、東日本の方も気にしていきましょう。
平成27年度熱中症入院患者等即時発生情報 ｜厚生労働省

9日までは4人でしたが、10日で一気に増えるようです。

＜熱中症＞建築作業後、５９歳男性が死亡 長崎・雲仙 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

九州を中心に太平洋高気圧が強まり９日、最高気温が３５度以上となる猛暑日となった。長崎県雲仙市では午後５時４０分、建築現場で作業後、車の中で休憩していた男性（５９）が意識不明で見つかり、搬送先の病院で熱中症により死亡した。

(2015/7/10)

夜も暑かったんでしょうね。建築現場でお仕事の後、亡くなられたそうです。

グラウンドで筋トレの中学生１２人熱中症か 大阪市 （産経新聞） - Yahoo!ニュース

大阪市消防局によると、１０日午後２時ごろ、同市住吉区墨江の市立墨江丘（すみえがおか）中学校で、グラウンドで筋力トレーニングをしていた生徒１２人が体調不良を訴えた。熱中症の疑いがあるが、いずれも意識はあるという。

(2015/7/10)

部活やサークルなどで「みんなやっているから」と思わずに、自分の体調管理はできるようにしたいものです（実際は難しい）

そもそも熱中症とはどのようなものでしょうか？　よく、「熱中症に気をつけて」とは言いますが、なにを気をつければいいの？

熱中症とは

人間はそもそも高温動物です。周りの環境によって体温を変える変温動物とは違い、常に一定の約37度の体温を保つようになっています。体温を保つ方法は、寒いときは鳥肌を立てて体温の低下を防いだり、暑い時は汗をかいて蒸散させることで体温の上昇を防ぎます。

熱中症は、体温が上がってしまい、常に一定の体温を保てなくなった状態のことを指します。

汗をかいて体温を上昇させるシステムはとても効率がいいのですが、梅雨などの湿度が高い時は汗が蒸散せず体温が下がらないこともあります。怖いですね。

熱中症予防

熱中症は身体の声をきいて、水分や栄養をとったり、休んだり、涼しい場所に行くことで防げる病気です。夏はあまり無理をしないようにしたいですね。

ランニングでは特に、危ないですよね。前日の夜暑くて眠れなかったけど、「朝は走らなきゃ」とか熱中症予備軍な気がします。身体に熱がこもっている状態を自覚しているなら涼しくする&休むことが大事です。

熱中症予防声かけプロジェクト。ひと涼みして熱中症を予防しよう。

というプロジェクトがあるようです。環境省と「ひと涼みしようプロジェクト」が一体となっています*1。官民が共同で熱中症予防の声かけをしていくプロジェクト、らしい。仕事の外回りだとか、建築作業だったりするとなかなか難しいですが「ひと涼みしよう」という考え方は悪くないと思います。

プロジェクトが成功したかどうかは毎年の気温にもよるので、熱中症の人が増えた減ったでははかれませんので、環境省はここにどうやって予算を割いてなにを達成の目安とするのか気になるところではあります。閑話休題。

楽しい夏を満喫するためにも、みなさんも熱中症気をつけていきましょう！！！

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*1:また新たな天下り臭がするようなしないような